
ユナイテッドシネマ豊洲で是枝裕和監督の
『空気人形』を観ました。
板尾創路演じる中年のファミレス店員が所有する旧式のダッチワイフが、心を持ってしまうというR-15指定のお話。ペ・ドゥナが人形役を終始愛くるしく演じ、それだけでスクリーンいっぱいに幸せが溢れます。人形なのでつなぎめがあるのですが、shu uemuraに行ってコンシーラーで消してもらったり。 空気栓はおへそです。吉野弘の『生命は』を拙い日本語で朗読するのもチャーミング。
登場人物がことごとく孤独なのが切ない。
板尾さんの部屋は月島あたりの設定だと思いますが、変にガーリィなインテリアが変です。ピローケースがマトリョーシカ柄。
人形職人役のオダギリジョーも出番は短いのですが、とてもいいお芝居をしています。
ペ・ドゥナとは、25歳で韓国から留学してきた女子高生役を初々しく演じた
『リンダ・リンダ・リンダ』以来、
ARATAとは、こちらも27歳で男子高生役を演じた
『ピンポン』以来の再会でした。
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