2015年12月30日水曜日

harmony

早い時期にチケットを買ったのに忘れていた映画、シネ・リーブル池袋で、なかむらたかしマイケル・アリアス監督作品『harmony』を観賞。

舞台は近未来。世界戦争と感染症による大災禍により従来の国家体制が崩壊し、生命主義に基づく管理社会ではWatchMeと呼ばれる端末が人体に埋め込まれ、政府のサーバーに接続して全てのメディカルデータが管理されている。人々は痛みを感じることも、病気に罹ることも、老いることもない。太ることさえ許されない。

そんな世界のありようを憎んだ女子高生ミァハ(声:上田麗奈)は親友のトァン(声:沢城みゆき)とキアン(声:洲崎綾)に自殺を教唆し自ら命を絶つ。生き残って体制側の監視官になったトァンは13年後に帰国するが、ランチ中に目の前でキアンが自殺する。その同時刻に世界中で数千人の自殺者が出る。そこには死んだはずのミァハが関与していた。

2冊の長編小説と未完の作品(後に円城塔が加筆して完結)を残して30代前半で早逝したSF作家伊藤計劃原作のアニメ化第2弾。非常に難解で複雑な設定と物語を手際よくコンパクトにパッケージした印象です。淡い色彩を基調にアクションシーンをスタイリッシュに描く手腕は『鉄コン筋クリート』で魅せたアリアス監督でしょう。手持ちカメラを模したような画角の揺れが精妙でリアルです。

物語はニジェールに始まりチェチェンに終わる。ゲーテ(若きウェルテルの悩み)やジェイムズ・ティプトリーJR.(たったひとつの冴えたやりかた)、ミシェル・フーコー(バイオポリティクス)などの引用もさりげなく気が利いている。

僕自身は大した反抗期もなく、のほほんとした十代を過ごしていましたので、世界を憎悪するみたいな経験を持ち合わせていないのですが(むしろ自分の才能を過信し世界を小馬鹿にする世間知らずでした)、多くのティーンエイジャーが通過する感情であり、そこに起点を置いたことで、幾多のディストピア小説から跳躍して、より多くの共感を得ることができたのでしょう。

実際、公開から1ヶ月以上経っているのに、映画館は満席でした。そして観終えて映画館から出てくる人たちがそれぞれ微妙な表情を浮かべていたことが、この物語の持つ多面的なメッセージ(もしくは多義的なディスコミュニケーション)を象徴しているように思えました。


2015年12月29日火曜日

石塚明由子「Hello, my sister」発売記念演奏会

年の瀬のターミナル駅の雑踏を抜けて。吉祥寺Stringsへ。石塚明由子さんの1stソロアルバム「Hello, my sister」レコ発ライブを聴きに行きました。

新譜の全曲に加えて未発表の新曲、vice versaのナンバーや、ジャズの箱を意識したスタンダード曲も。年末の高揚感にレコ発ということも加わって、楽しいライブになりました。

12月2日に発売されたCD「Hello, my sister」は静かな名盤です。優しく丁寧につま弾かれるGibsonのアコースティックギターとナチュラルでありながら耳に残る心地良い発声。シンプルな構造の音楽ですが、初めて耳にする新鮮な旋律が随所に散りばめられています。

ライブで聴くとよくわかるのですが、石塚さんはギターも歌声も音量が小さい。でもその静謐さの中に強靭な意志が宿っている。

そして何かの終わりにきちんと向き合うまなざし。幸せな瞬間を描いていても、どこかで終わりを予感しているような歌詞には、恋愛だけではなく、いろいろなものを見送ってきた人が持つ静かな諦観があります。

「永遠じゃないから 美しいんだね」と歌う「エンドロール」を1stアルバムの1曲目に置いていること、今日のライブで演奏された3つのカバー曲のひとつが細野晴臣の「終わりの季節」であることに象徴されるように。

CDの共同プロデューサーでもある須藤ヒサシさんWATER WATER CAMEL)のウッドベース、vice versaのマツオケンイチさんのギター、妹尾美穂さんのピアノというレコーディングメンバーによる勘所を押さえたサポート。妹尾さんのピアノのきらきらころころした音色も素敵でした。


2015年12月23日水曜日

sugar, honey, peach +love ~Xmas mix

寒い冬の夜に仲間が集まり、暖炉を囲む。そんな懐古的で感傷的なシーンにクリスマスソングはとても似合うと思います。

日暮里駅から谷中ぎんざ商店街、夕やけだんだんのすぐ手前。古書信天翁さんにて、訳詞リーディングとカバー演奏による生音スペシャルライブ "sugar, honey, peach +love ~Xmas mix" が開催されました。

前回は2月にご近所の谷中ボッサさんで。これが好評だったのと、自分たちもとても楽しめたので。12月ということで全曲クリスマスソング。しかもはじめて演奏/朗読するものばかり、というのにチャレンジしてみました。が、意外と難産でした。でも、その難産だったことも含め、準備・製作過程から僕は楽しかったです(mueさんは相当大変だったと思います)。

セットリストはクリスマスの定番曲を中心に。

 1. Frosty The Snowman / The Ronnets
 2. Have Yourself A Merry Little Christmas / Judy Garland
 3. Wonderful Christmastime / Paul McCartney
 4. Silver Bells / Bing Crosby
 5. What Child Is This? / Vanessa Williams
 6. Santa Baby / Eartha Kitt
 7. Sleigh Ride / Carpenters
 8. O Holy Night / Avril LavigneChantal Kreviazuk
 9. The Christmas Song / Nat King Cole
10. Medley: Rudolph the Red-Nosed ReindeerSanta Claus Is Coming to TownWinter WonderlandWhite Christmas
encore. Happy Xmas (War Is Over) / John LennonPlastic Ono Band

本当に名曲揃いで、しかもmueさんのあの澄んだ歌声を隣に座って聴けるわけですから。それは至福のひととき。おいおい、天使かよ、と思いました(笑)。

今回、自身のテーマとして、音楽のパートもふたり同時に音を出す時間を増やす、というのがあって、3種類の鈴、トライアングル、シェーカーとピアニカをすこし演奏させてもらいました。クリスマスなので許されるかな、と甘えて。あと約四半世紀ぶりに人前で歌いました! アンケートを読むかぎり酷評されてはいませんでしたが。。mueさんのギターが素晴らしかったからだと思います!

歌にしても楽器にしても、普段共演してくださるミュージシャンのみなさんがどれだけすごいことをさらっとやってのけているのか、実際にちょっとやってみるだけでわかりますね。でもまた5年に一度ぐらいは歌ってみようかな。

そう、今回も全曲分のライナーノーツを作りました。それからフライヤーのデザインのキャンディも。そんなこんなで、いつも殺伐とした詩を聴いてくださるみなさんに一年分の罪滅ぼしができたかも。クリスマスってそういうことか。

雨の中ご来場のお客様、古書信天翁のおふたり、打ち上げにクリスマス特別メニュをケータリングしてくれた中華の名店深圳さん、イラストレーターの長尾愛子さん、どこかで気にかけてくださった皆々様、そしてmueさん、どうもありがとうございました!


2015年12月21日月曜日

『はだかの音楽』 中田真由美 ワンマンライブ

Poemusicaにも2度(Vol.22Vol.42)ご出演いただいた中田真由美さんが、音楽活動10年目にしてはじめてフルアルバム『はだかの音楽』をリリース。代官山山羊に、聞く?で開催されたレコ発ライブに行ってきました。

中田真由美さんという人は、ビョークヨンシーなんかと同じで、傍系を持たない固有種なのだと思います。とても無邪気で無防備で、常人には容易に理解できないブラックボックスを持っている。

オーソドックスなフォークソングの循環コードを基盤にはしているが、その上に乗せるまだ誰も歌ったことのなような意外性のある美しいメロディ、突然のBPMチェンジは聴き手の脳内リズムを脱臼させる。そして声。口唇のすぐ先で風が吹いているような清新な発声、こぶし、喉声、一瞬だけのファルセット、リコーダーのようなノンビブラートの強いロングノート、語り。ソングライティングに奉仕するように、これらを自在に行き来する。

自身の音楽の特異性/先進性に対して無自覚なのでは、と以前は思っていたのですが、実はそうでもなさそうです。1stアルバムまで10年かかった理由について「私は日々変化しているのに、録音して確定させることに抵抗があった」というような説明をしていました。

かといって難解な音楽ではまったくなく、中田さん自身のチャーミングなキャラクターもあり、いたずら好きで空想癖のある好奇心旺盛な少女がそのまま美しく成長したような姿を、満員の客席が笑顔で祝福しています。

アンコール含め全20曲、「てふてふ」「くらげくん」「希望のカケラたち」の3本のMV上映と片岡翔監督、出演者の紹介、「ひなたぼっこ」では、畠山慎一さん斉藤成美さん、ふたりのダンサーとの共演と盛り沢山。村木充さんのコントラバスが中田さんの音楽の明晰な愛らしさはそのままに、フル3D化したような深い奥行を与えていました。


2015年12月17日木曜日

Poemusica Vol.45

コンクリートの壁にクリスマスリースが飾られた下北沢Workshop Lounge SEED SHIPでPoemusica Vol.45 が開催されました。いそがしい師走の平日の夜に大勢のお運び厚く御礼申し上げます。

uncloseはボーカルのタツミトモエさんとピアノのshimaさんの2人組。長く大阪を拠点に活動してきましたが、今回が東京ではじめてのライブ。不規則な水玉のアンティーク・ワンピースを着こなしたトモエさんは、すっと自然に肌に沁み込むような歌声の持ち主。その一方で切れ味鋭い高音も出せる。shimaさんのリズム主体のピアノと相俟って、1970~80年代の良質なシティミュージックのような趣きがあります。今後東京でもライブを増やしていくそう。要注目です。

さわひろ子さんはガットギター友宗敢さんと(画像)。半年前、Vol.41にご出演いただいたときは漢字表記の澤寛子さんでした。小さな身体から絞り出すように歌う姿は変わりませんが、その時と比較して余裕というか、風格が出てきたように思います。関西弁のふんわりとしたMCと立ち姿の優美さがずっしり重たい楽曲をうまく中和している。親友Luximiさんの旅立ちを祝福するような「海里」。明るくポップなクリスマス・チューンも素敵でした。

2015年末の音楽活動休止を公表しているLuximiさん。その名の通りオリエンタルな旋律と変拍子を品良く取り入れたスケール感のある楽曲構成です。ピアノの打鍵音がソフトで耳に優しいのにグルーヴがしっかりあるのは、彼女の声そのものに弾力性があるからでしょう。パーカッションサポートのまぁびぃ氏もLuxmiさんの音楽を上手く捉えて、とても繊細に心地良く打楽器の音色を添えている。素晴らしい職人芸。"The Christmas Song"のカバーもうれしかった。

僕は「無題(静かな夜~)」、クリスマスの詩「(タイトル)」、3連作ソネット「舗道」「夕陽」「答え」、新詩集『ultramarine』から「月の子供」と「fall into winter」、カセットテープのブレークビーツで「Planetica(惑星儀)」を朗読しました。

何かひとつの大きなコンセプトというのではありませんが、それぞれの想いを持って全員で一本の糸を撚り上げていくようなライブができました。どうもありがとうございます。

12月も後半になるとライブの共演者や会場スタッフと「良いお年を!」と言い合って帰るようになりますが、来年のお知らせです。田野崎文さんがひさしぶりに札幌から歌いに来てくださいます。riry*monaさんも北海道出身。冬らしいライブになりそうです。

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Poemusica Vol.46 ポエムジカ*詩と音楽の夜

日時:2016年1月21日(木) Open19:00 Start19:25
会場:Workshop Lounge SEED SHIP
    世田谷区代沢5-32-13 露崎商店ビル3F
    03-6805-2805 http://www.seed-ship.com/
    yoyaku@seed-ship.com
料金:予約2,300円・当日2,500円(ドリンク代別)
出演:田野崎文
    riry*mona
    サトーカンナ
     カワグチタケシ

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2015年12月13日日曜日

THEシャンゴーズ at イェネガ

東京メトロ半蔵門線で渋谷まで。街はクリスマス一色です。アフリカンレストランイェネガTHE シャンゴーズのライブアルバム 「THE Xangos Live At Sad Cafe発売記念ライブに行きました。

ボーカルまえかわとも子さん(左利き)、ガットギター&テレキャスター中西文彦さん、7弦ギター/バンドリン尾花毅さんのオリジナルメンバーに、パーカッション福井豊さんが加わった4人編成が、以前にも増してグルーヴィでスリリングなインタープレイを繰り広げます。

有機的且つ挑発的な2本のギターにアーシーでシャーマニックなボーカルが絡む、ある意味予測不可能なパフォーマンスには定評がありましたが、骨太なリズムが一本通ったことでフロント3人の自由度が上がり、更に楽しい音楽が次々に紡ぎ出される。

数日前に中西さんが50歳の誕生日を迎えたということで、インターバル明けに尾花さんがロマンチックなギターソロをプレゼント。ケーキのキャンドルを吹き消すと、一気呵成にパーティモードへ。ブラジル音楽のサニーサイド、ラテングルーヴの本領を発揮します。

まえかわとも子さんの歌を聴いていていつも思うのですが、作詞作曲をするフロントパーソンで、あれだけの技術と表現力を持っているのに、アーティストエゴというものを感じることがほとんどありません。おそらく音楽を自己表現として捉えておらず、音楽そのものが彼女を動かし歌わせている。音楽に対する愛情と信頼を一番に表現したいのではないでしょうか。

THEシャンゴーズに限らず、まえかわさんが関わっているプロジェクトに共通しているオルタナティブな空気感とストイシズム、そして自由な風通しの良さは、このあたりに秘密があるのかもしれないなあ、なんてことを躍動感溢れるリズムに身を任せながら、頭の片隅で考えていました。


2015年12月6日日曜日

"sugar, honey, peach +love ~Xmas mix"

今年2月に谷中ボッサさんmueさんと開催した訳詞リーディングとカバーソングのライブ "sugar, honey, peach +love"。好評につき続編を12月23日(水・祝)に開催します。

ご存じの方もそうでない方もいらっしゃると思いますが、僕はスノードーム以外にクリスマスソングのコレクターでして、LP盤とCDと合わせたら50~60枚持っていると思います。そのなかから厳選した50数曲(厳選されてないか、笑)をmueさんに聴いてもらい、更にセレクトされた珠玉の10曲をmueさんのギター弾き語りと僕の訳詞朗読で、皆様にお届けするライブです。

"sugar, honey, peach +love" はスイートなものの象徴。言葉はどこまで甘くなれるか、ということを僕なりに探究しています。

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"sugar, honey, peach +Love ~Xmas mix"

2015.12.23(祝) Open18:00 Start18:30
charge:¥1,000(ドリンク持ち込み可)
act:mue(vocal/guitar)
   カワグチタケシ(poetry reading)
place:日暮里・古書信天翁(03-6479-6479)

ご予約: albatross@yanesen.net

訳詞リーディングとカバー演奏による生音スペシャルライブ第2弾!
今回はクリスマス特集です。クリスマスソングは名曲が沢山。お楽しみに♪

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このライブではじめて演奏/朗読する作品ばかりという、mueさんにとっても、僕にとっても、チャレンジングな機会になると思います。mueさんの原曲アレンジも楽しみ。前回と同じく名古屋在住の長尾愛子さんが超スイートなフライヤーを描いてくださいました。

会場は古書信天翁さん。JR山手線日暮里駅北口を出て左にそのまま坂を上り、途中から下り、谷中ぎんざ商店街、夕やけだんだんすぐ手前のビルの2階にある古書店です。飲物持ち込み自由なので、本屋さんでお酒が飲める滅多にない機会(笑)。

年の瀬の慌ただしい時期だと思いますが、そんなときこそホーリィでスイートな気分に浸るのも悪くないですよね。皆様のお越しをお待ちしています。ご予約は上のメールアドレスにお名前、人数、お電話番号をお知らせください!


2015年12月5日土曜日

fall into winter

12月はじめの明るい土曜日幡ヶ谷jiccaさんで、カワグチタケシ新詩集『ultramarine』(ウルトラマリン)の発売日に、同じくプリシラ・レーベルから今年3月に詩集『十三か月』を出版した石渡紀美さんとレコ発ツーマンライブ "fall into winter"が開催されました。

もともとは7月のTOKYOポエケットのあと、両国のイタリアンバルで何人かで飲んでいたとき、石渡さんと「今度ツーマンライブやろうか」という話をしていた席に居合わせたリュウくん(左利き)が主催となって企画してくれました(なので実はレコ発は後付けなのです)。

jiccaさんという素晴らしい会場を紹介してくれたり、人気イラストレーターの夏目麻衣さんフライヤーを依頼したり、彼がいなければ成り立たなかった今日のライブ。とても感謝しています。

jiccaさん特製メニュ(画像)は、農家直送野菜たっぷりのプレートと天然酵母の自家製パン、じゃがいものスープ(これは紀美さんの詩とシンクロしていました)。開演前、明るい陽が射すテーブルでお客様がみんな同じものを食べている光景は、幸福で平和そのものでした。

石渡紀美さんは落ち着いた低い声の朗読で、『十三か月』とその後に書いた作品を中心に、秋から冬へ移り変わる自然とそれを見つめる目を描写しました。入場時に僕のショートストーリー「希望について」といっしょに配られたエッセイ「fall into winter 序文、あるいはあとがき。」の日常と非日常のあわいを描いた透明感ある文体も素晴らしかった。

僕のセットリストは以下の通りです。

森を出る
・一月、友情のはじまり(石渡紀美詩集『十三か月』より)
・二月、水の音(  〃  )
・観覧車
・水玉
・花柄
・fall into winter

この7篇に加え「無重力ラボラトリー」を石渡紀美さんとデュオで。大気圏外にいる「彼女」と地上の「彼」の対話の詩です。声の温度差にふたりの距離を感じた、といううれしい感想をいただきました。

約60分のライブパフォーマンスのあとは、リュウくんのMCでトークを少々。ご来場のお客様にあらかじめ書いてもらった質問カードに答えるようなかたちで(答え切れなかった質問はfacebookで回答しています)。美味しい食事も相俟って、ひとりでご来場の方同士もなんとなく打ち解け、いい雰囲気が作れました。どうもありがとうございます。

『ultramarine』は今後、各ライブ会場で販売するほか、馴染みの書店さん、古書店さんにも順次納品しますので、遠方で、或はご用事があって今日会場に来られなかった方も、どこかで見かけたら是非お手に取って読んでみてください!