2010年12月4日土曜日

新クラシックへの扉

先々月お知らせしたとおり行ってきました師走の錦糸町。最近お気に入りの店バスモティでバングラデシュ・カリーを食べ(日替ランチは豆腐キーマ)、すみだトリフォニー大ホールへ。新日本フィルハーモニー交響楽団『新・クラシックへの扉 第10回 土曜午後2時の名曲コンサート』を鑑賞しました。

今日の演目は、ボロディン『だったん人の踊り』、シベリウスのヴァイオリン協奏曲二短調op.47、チャイコフスキー『くるみ割り人形組曲』の3曲。第9は無くても、くるみ割りを聞かないと年が越せない天邪鬼には見逃せない組合せ。

指揮者は楽団音楽監督のクリスティアン・アルミンク(39歳)、ソリストは21歳の南紫音さんでした。

アルミンク氏の指揮ははじめて聴きましたが、金髪で2メートル近い長身の貴公子風が全身を使って躍動感溢れる音楽を紡いでいく姿には確かに華があります。花のワルツのエンディング、シベリウスの2楽章冒頭の木管が一本ずつ重なり増える部分の処理など、すっきりきっちりオケをコントロールしていて、気持ち良く聴かせる。 聞けば大層な御曹司だそう。育ちの良さがプラス方向に音楽に作用していると思います。

北九州生れの南紫音さんは、若くて美人なうえに技術が正確で、最高音域が数度ヒステリックに響いてしまったところ以外、ほぼノーミスでこの難曲を乗り切り、大喝采を受けていました。

今日の演奏で一番印象に残ったのはボロディンでした。 特に管楽器がよかったです。1月のハイドン、ブラームスはどうしようかと、思案中。 2000円だからまた行っちゃおうかな。

そうそう、12月23日(祝)タンバリンギャラリーで開催されるソロライブの告知が、主催マーガレットプレスさんのサイトに出ました。ありがとうございます。どうぞ皆様お誘いあわせの上、ご来場ください!
http://marguerite-press.net/margueritepress/2010/12/post-191.html
 

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