
実在のハチが上野教授の帰りを待ったのは、1920~30年代の渋谷駅ですが、作品の舞台はベッドリッジという米東海岸の架空の街。なんだか駅前の坂道の感じとか新百合ヶ丘駅っぽかったです。
昭和の初め頃の渋谷駅前もあんな雰囲気だったのかもしれません。アッパーミドルクラスが暮らす郊外のベッドタウン。
ハチ目線のとき、画面がモノクロームに近くなり、犬の視界ってこんな風なのか、と思いました。
ハルストレム監督作品はいつも音楽と脇役が素敵です。今回も毎朝リチャード・ギアが出勤前にコーヒーを買うホットドッグ屋台の南アジア系のご主人がとてもよかった。
そんなわけで、この映画を観るときっとホットドッグが食べたくなることでしょう。堪らず寄った HOLE'D BAGUETTEららぽーと豊洲店 で食べたのは、コッペパン半切のアメリカンタイプではなく、昔ウィーンの屋台で食べたみたいなバゲットに縦穴を開けてソーセージを差し込んだものでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿