2013年7月12日金曜日

Liquid 2nd Album「Indigo Harbor」 Release Party!!

Poemusicaの翌日は、Little Woody が所属する3ピース・インスト・ロック・バンド Liquid のレコ発ライブへ。渋谷UNDER DEER Loungeの階段を下りると、見知った顔もちらほら。シーンにコミットしていくって、こういうことなんだな、と感じます。

Liquidは、ギターのイガヒロシ、ドラムス脇山広介、ウッドベースLittle Woodyの3人組。結成から1stアルバムのリリースまで9年もかかったというのに、それからわずか8ヶ月で2ndが完成。そんなバンドの勢いそのままのテンションの高いライブでした。

1970年代ハードロック調のオーバードライヴする哀愁のギターとロカビリーテイストのスラップベースにパンキッシュで破天荒なドラムス。この3人でなければ出せない強固なグルーヴ感は、緻密な曲構成と構築した端からなぎ倒していく豪快な即興性に支えられています。

特にこの日は脇山さんのドラムスがキレていた。非常にスキルフルなドラマーがリズムキープを後回しにして暴れ出す瞬間。僕は残念ながら生演奏は観たことがないのですが、The Who のライブ盤で聴くキース・ムーンを彷彿とさせます。笑っちゃうぐらい手数が多くて、叩いてる脇山さん本人もメンバーもお客さんもみんな楽しそうに笑っている。

MCもよかった。落としどころの見えないLittle Woody のユルいトークをイガさんが力技で締める。部室っぽいチャーミングさが全開で、ごつくてむさくるしい音楽なのに客席の女子率が高いのは、そのへんに秘密があるのかも(笑)。

共演したPHONO TONESF.I.B Journalもそれにつられてか、以前聴いたライブよりもごつごつした演奏をしているように感じられました。F.I.B Journalの山﨑円城さん(vo.g)はLittle Woodyより古い、15年来の知り合いなのですが、ライブで聴いたのは超ひさしぶり。ハモンドオルガンの低音部で鳴らされるベースラインが強烈でした。



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