小雨降る両国へ。毎年7月に江戸東京博物館で開催されるTOKYOポエケットにプリシラ・レーベルのお店を出してきました(TOKYOポエケットとプリシラ・レーベルのあらましについてはこちらとこちらをご参照ください!)。
僕にとってはライブの物販コーナーが何十もあって、それに特化したフェスみたいなものです。ご来場のお客様も詩集購入目的の方が多いいのですが、お目当てを決めている方もいれば、会場をのんびり巡りながら気になるものがあれば立ち読みしたり作者本人と話したりという人もいます。
弊社プリシラもリピーターのお客様、新規のお客様にお立ち寄りいただきました。雨のせいもあってか過去最高とはいきませんでしたが、売上目標達成です。新刊の石渡紀美詩集『十三か月』もたくさんの方に手に取っていただきました。どうもありがとうございます。
1999年の初回に比べるとブースの数も倍増し、商品も売り方もみなさん工夫を凝らしています。ちなみに今年のお隣は文豪の江戸型彫版画を取り扱うむかで屋さん。蔵書票を購入。素敵です。
従来は午後からだった開催時間が今回から10時から16時半になったのもよかったです。午前中はお天気が悪く出足は決して良くありませんでしたが、遠方からの参加者も最後まで残れるので途中でブースが歯抜けになることもなく。
ポエトリーリーディングのゲストのおふたり橘上さん、しもやんさんのパフォーマンスもタイトでアトラクティブでチャーミングでした。
詩人のパブリックイメージといえば、我儘、気まま、プライドが高くて、変なところに細かいくせに、時間にはルーズ、みたいなところだと思いますが、そんな人たちをしっかり取りまとめて16年間休まずに運営してきた主催者、ヤリタミサコさん、川江一二三さんというふたりの先輩詩人にリスペクトを贈りたいと思います。来年もまた七夕の頃にお会いしましょう!
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