2012年7月22日日曜日

TOKYO POEKET Vol.16

涼しい曇りの日曜日。両国へ。江戸東京博物館で開催された"第16回TOKYOポエケット"に、プリシラ・レーベルとして出店してきました。

TOKYOポエケットはいわば「詩のコミケ」。ヤリタミサコさん川江一二三さんというふたりの詩人が主催して1999年12月第1回を開催。当初は年2回、現在は毎夏恒例の詩集、詩誌の即売・交流会です。出版社も同人もフラットに、というポリシーはブース面積にも反映しています。

プリシラ・レーベルは、詩人佐藤わこ、カワグチタケシが1998年1月に立ち上げました。ポエトリー・リーディングのカセット・テープ制作からスタートして、ライブイベントを主催したり。現在はインディーズ出版とCD制作を中心に活動しています。ポリシーは「ホチキス留め詩集のトップブランドを目指して」(今決めた、笑)。何十万も出費しなくても、インクジェットプリンタとホチキス、それにちょっとしたアイデアと丁寧な手仕事さえあれば、クオリティの高い書籍を制作できる。それがプリシラのレジスタンスなのです!

TOKYOポエケットには1999年の初回から出店しています。昨年は残念ながら日程が合わず見合わせましたが、一昨年の様子はこちらで紹介しました。

今回は、三角みづ紀さん松岡宮さんという、ポエケット会場でも一、二を争う人気詩人のブースに挟まれるというベストポジションを得て、目標にはわずかに届かなかったものの、当社比過去最高売上を達成しました。主催のおふたりの粋な計らいに感謝。

僕の詩集やCDだけでなく、井上久美さんの画文集「NEW YORK SKY」、石渡紀美詩集上下巻も多くのお客様に手に取っていただきました。お買い上げいただいたお客様、立ち読み、試聴、おしゃべりしてくれた皆さん、近隣ブースの詩人のみんなに、ありがとうございます、と言いたいです。

今回はひとりの店番で来客が途切れず、他のブースを覗く余裕がなくて、不義理も多々。そのあたりは次回の課題としたいと思います!

 

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