
ちょうど会場に作者ご本人がいらして、ひとつひとつの作品についてお話をしてくださいました。
佐久間さんの作品は、例えば、同じ風景の昼と夜を描いた連作があるのですが、昼間戸口の前で昼寝していた猫が、夜景では柱の影に潜んでネズミを狙っている、といったように、細部に本当に丁寧な気づかいがあって、いくら見ていても見飽きるということがありません。 作者の中で個々の作品の持つストーリーが時間の流れとして存在しているからだと思います。
佐久間さんは書籍の装丁画も多く手がけていらっしゃいます。それぞれの本の内容に沿った細かいこだわりがあって、たぶんほとんどの読者は見過ごしてしまうところだと思いますが、それらの原画を前に作者本人に解説をしてもらえるのは、なんと贅沢なことでしょう。
最近作は、伊坂幸太郎さん他5人の作家のオムニバスミステリ『蝦蟇倉市事件1』だそうです。
会期は2月14日(日)まで。猫好き、メカ好き、鉄道好き、ミステリ好き、昭和な街並みが好き、いずれかに当てはまる方は必見です!