2020年4月12日日曜日

同行二人#言葉とともに A POETRY READING SHOWCASE X

東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄大江戸線清澄白河駅A3出口の階段を上がり清澄通りを南下。清澄庭園の真向かいの Cafe GINGER. TOKYOさんは、店主髙山聡さんがセレクトしたレコード盤と書籍に囲まれる居心地の良いお店。

10回目の同行二人無観客配信ライブになりました。ご視聴くださったみなさん、ありがとうございました。一週間前に急遽決まったはじめてのことで、不慣れな点もあったかと思いますが、お楽しみいただけたなら幸いでございます。

1. Universal Boardwalk
2. 花を育てる人へ村田活彦
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3. 月の子供
4. ANGELIC CONVERSATIONS
5. 病院船(新作)
6. 白木蓮
7. We Could Send LettersRoddy Frame)

以上が僕のセットリストです。今回はイラストレーター佐久間真人さんの作品展『言葉とともに』と同時開催。『言葉とともに』が12ヶ月それぞれ1枚ずつの連作ということで僕も12ヶ月の連作詩篇「Universal Boardwalk」を最初に朗読しました。

「病院船」は、新型コロナウィルス被害が甚大なニューヨークに、純白の船体に赤い十字がペイントされた米国海軍艦が入港するニュースを見て書きました。アーサー・C・クラークの小説『都市と星』からの引用を含んでいます。

村田さんはいつになく終始落ち着いた声で淡々と言葉を紡いでいました。カメラ慣れしているというか、その安定感には見習うところが多かったです。

生の朗読に比べてニュアンスが伝わりにくいという先入観があり、配信に関して正直消極的だったのですが、遠方や外国に暮らしている方、育児やその他個々の事情で家を空けづらい方が視聴できるのはとてもいいと思いました。佐久間さんの12枚の展示作品をふたりで6作ずつ紹介したのも配信ならでは。

アーカイブはこちらからご覧いただけます。⇒ https://twitter.com/i/broadcasts/1YqKDEdYOLYGV

撮影はiPhone、配信はTwitterを通じて行いましたが、画質音質も良好で、こんなふうに誰もがブロードキャストできる21世紀がくるとは思ってもいませんでした。スティーブ・ジョブスジャック・ドーシーにも感謝の意を表したいと思います。

そしてまたライブ会場でみなさんとお会いできる日が来るように、一日も早い事態の収束を願ってやみません。どうかそれまでご安全に。

 

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