2024年1月6日土曜日

冬ごもりの食卓

冬晴れ。吉祥寺MANDA-LA2で開催されたmue冬のワンマンライブ『冬ごもりの食卓』に行きました。

mueさんが例年4月11日に開催しているバンドセットのライブが2023~2024年には4回。4/11(火)『ごめんね。仲直りをしよう。』、7/11(火)『どんな気持ちも感じたままに踊る』、10/11(水)『思ったとおりにする魔法』と同じく熊谷太輔さん(dr)、市村浩さん(b)、タカスギケイさん(g)の3人がバックアップ。僕も4回全部に参加できたことがうれしいです。

回数が増えると内容が薄まるのかというのは全くの杞憂で、いずれのライブも定番曲からある意味解放されて、普段バンドセットでは聴けないレア曲満載のファンには堪らない構成です。オリジナル曲では、8年前の作品なのにボカロ的な節回しが特徴的な「東京コースター」、mueさんの高音が一番きらきら聴こえる「トリガー」、タイトルに反して流麗な旋律の「がんばらない」、「都会のジャングル」のキメ。はじめて聴いた小島麻由美E.クラプトンのカバー。

本人は割と苦手意識があるようですが、MCも最高でした。「もしかしてみなさんの心に届かない曲かもしれません」なんて、いまだかつてライブのMCで聞いたことのないすごいことを言う。そしてその個人的な曲を少なくとも僕の心にはしっかり届けてしまう。マジカルな音楽の力。

アンコールの「旅するように」を含め全20曲。超有能且つ優しさ溢れる男子3名のサポートを受けて、歌声の力強さが際立つ。1本ずつ独立したコンセプトを持ちつつ、4本のライブを総合してmue musicの全容を提示してもらったように感じます。『地球バンドで、君は何をする』というライブタイトルが発表された次回4/11(木)にどんな集大成を見せて新しいフェーズに入っていくのでしょうか。とても楽しみです。

 

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