2015年10月12日にロサンゼルズの Orpheum Theatre で開催されたトリビュートコンサート『エコー・イン・ザ・キャニオン』。そのステージショットに、ト1965~1970年頃にローレル・キャニオンに暮したミュージシャンたちをホスト役のジェイコブ・ディラン(Wallflowers)が訪ねたインタビュー映像がインサートされます。
インタビュー部分に関しては、先月公開され、当時の映像を使用した『ローレル・キャニオン 夢のウェストコースト・ロック』と重なる人選も多いですが、現在の姿が映ります。ローレル・キャニオンに出ていなかったのがブライアン・ウィルソン、リンゴ・スター、すこし下の世代のトム・ペティ。逆が、クリス・ヒルマン、リンダ・ロンシュタット、ジョニ・ミッチェルといったあたりです。
なので、当時のオリジナル音源が次々流れるというよりは、ジェイコブ・ディランのルーツ探しのビジョンクエストという趣向が強い。
ジェイコブ・ディランのリビングルームで同じソファに向かって左からレジーナ・スペクター、ベック、ジェイコブ、キャット・パワーが並んで座って、当時のLP盤を並べ選曲するシーンの画の強さ。更にライブ本番には、フィオナ・アップル、ノラ・ジョーンズが加わる豪華布陣。
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