2025年9月14日日曜日

ノラバー日曜お昼の生うたコンサート&デザートミュージック

真夏日。『ノラバー日曜お昼の生うたコンサート&デザートミュージック』に出演しました。ご来場のお客様、配信ライブをご視聴くださった皆様、ノラバー店主ノラオンナさん、あらためましてありがとうございました。

ノラバーには8年前の開店当初から何度もお世話になっていますが、僕自身としては昼間に出演するのは初めてです。先月は二度、Chiminさんマユルカとカナコのお昼のライブに観客としてお邪魔しました。

9月14日は、2015年の『ultramarine』以来、カワグチタケシ10年ぶりの新詩集『過去の歌姫たちの亡霊』の刊行日ということで、これまでの6冊の詩集から秋の詩を1篇ずつと、新詩集の全10篇を朗読しました。

  4. ビザンティウムへ船出して(W.B.イエイツ 高松雄一訳)
  5. ビザンティウムへ地下鉄で
11. 星月夜 Cyndi Lauperに

「ビザンティウムへ地下鉄で」は、PCの古いデータから最近見つけた2009年の作品です。アイルランドの大詩人W.B.イェイツ関連のイベントのためにイェイツの「ビザンティウムへ船出して」を下敷きにして書き一度だけ朗読しました。イェイツは1865年生まれ、僕とはちょうど100歳違いです。

外はまだ残暑ですが、日の傾きは秋。ノラバーさわやかポークカレー季節の野菜と果物のサラダ、食後にはノラバープリンノラブレンドコーヒー。配信ライブのデザートミュージックは以下5篇を披露しました。タイトルの後ろにアルファベットの人名が付いているのが、新詩集に収録されている作品です。


ビリー・ホリディからビリー・アイリッシュまで、古今の女性シンガーをモチーフにした連作詩集の成り立ちは3K Podcastで話していますので、Apple MusicSpotifyAmazon Audibleのストリーミングプラットフォームからお聴きいただけます。当日ご来場のお客様へのお土産に、詩集に登場する歌姫たちが主人公の映画レビュー選集を制作しました。

90分間ひとりの詩人の声を聴いてもらう。ワンマンライブが開催できることはとても恵まれていること。オファーをくださるノラさんには感謝しております。ノラバーに集う気持ちの良いお客様も大好きです。次回の出演は来年1月11日(日)夜に決まりました。ご都合よろしければ是非お運びください。

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