2020年7月12日日曜日

ノラバーサンデーモーニングコンサートVOL.5

梅雨の晴れ間。約3ヶ月ぶりのブログ更新です。西武柳沢ノラバーで開催された配信ライブ、ノラバーサンデーモーニングコンサートVOL.5に出演しました。

視聴してくださったみなさま、ノラバー店主ノラオンナさん、ありがとうございました。

ノラバーでは毎週日曜日の夜に「生うたコンサート」という名前で食事付アンプラグドライブが開催されており、僕も5/24に出演予定でした。それが3月以降すべて延期になってしまい、6月から時間帯を午前中に変えてネット配信をするようになったのが「ノラバーサンデーモーニングコンサート」です。

ノラバーは店名はバーですが、ライブの日以外はモーニングとランチを出す喫茶をしています(現在はテイクアウトのみ)。JAZZ喫茶映画館で主催したライブ「The Last Day Of Our Vacation」の打ち合わせをノラバーで小夜さん、ノラさんとしたのがちょうど1年前。そのときごちそうになった白いトーストモーニングのおいしさが忘れられず、今回ひさびさの再会となったのです。

前半はトークライブ。といってもトーストやサラダ、ゆでたまごをいただきながら、ノラさんと他愛のない話をする。これが楽しかった。コロナ禍により不足していたことに気づかずにいた大切なもののひとつが他愛のない話だったのかもしれません。

約20分の朗読のコーナーでは「病院船」「Wedding Sings」の2篇を、ノラさんとのコラボ枠は港ハイライトの「やさしさの出口で」(作詞作曲ノラオンナ)の男声パートを朗読で女声パートをノラさん本人の歌で聴いていただきました。

昨今自分でもいろいろな配信ライブを視聴してきましたが、ひさしぶりに身近で聴く生うた生演奏が素晴らしくて、ウクレレの音色やノラさんの歌声が身体にすーっと沁み込むようでした。

途中機材のトラブルがあり、視聴者のみなさまを長時間お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。すこし間を置いて再度生配信をしましたが、多くの視聴者のみなさまが根気よくお付き合いくださいました。

レス・ポールがはじめてソリッドボディのエレクトリックギターを弾いたとき、クラフトワークがはじめてライブ会場にパッチシーケンサーを持ち込んだとき。過去のテクノロジーの黎明期にも同じようなアクシデントがあったのだと思います。寛大な気持ちで時代の転換期にお立ち会いいただけたら幸いでございます。


 

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