TOKYOポエケットはいわば「詩のコミケ」。ヤリタミサコさんと川江一二三さんというふたりの詩人が主催して1999年12月第1回を開催。当初は年2回、現在は毎夏恒例の詩集、詩誌の即売・交流会です。出版社も同人もフラットに、というポリシーはブース面積にも反映しています。
プリシラ・レーベルは、詩人佐藤わこ、カワグチタケシが1998年1月に立ち上げました。ポエトリー・リーディングのカセット・テープ制作からスタートして、ライブイベントを主催したり。現在はインディーズ出版とCD制作を中心に活動しています。ポリシーは「ホチキス留め詩集のトップブランドを目指して」(今決めた、笑)。何十万も出費しなくても、インクジェットプリンタとホチキス、それにちょっとしたアイデアと丁寧な手仕事さえあれば、クオリティの高い書籍を制作できる。それがプリシラのレジスタンスなのです!
TOKYOポエケットには1999年の初回から出店しています。昨年は残念ながら日程が合わず見合わせましたが、一昨年の様子はこちらで紹介しました。
今回は、三角みづ紀さんと松岡宮さんという、ポエケット会場でも一、二を争う人気詩人のブースに挟まれるというベストポジションを得て、目標にはわずかに届かなかったものの、当社比過去最高売上を達成しました。主催のおふたりの粋な計らいに感謝。
僕の詩集やCDだけでなく、井上久美さんの画文集「NEW YORK SKY」、石渡紀美詩集上下巻も多くのお客様に手に取っていただきました。お買い上げいただいたお客様、立ち読み、試聴、おしゃべりしてくれた皆さん、近隣ブースの詩人のみんなに、ありがとうございます、と言いたいです。
今回はひとりの店番で来客が途切れず、他のブースを覗く余裕がなくて、不義理も多々。そのあたりは次回の課題としたいと思います!
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