いっくんこと伊藤masa辰哉さんはピアノ弾き語り。事前に聴いていたCD"Nature Songs"の印象は、Harold Buddを思わせるニューエイジ系のソフトなピアノ曲と、優しい声質を活かして電子鍵盤楽器をフィーチャーしたボーカル曲が半々。実際のライブはそんなカテゴライズから逸脱しまくった、自由で楽しい音楽でした。ラジオ体操の変奏曲が飛び出したかと思えば、客席から音符をふたつもらってメランコリックな即興曲。中島みゆき「時代」のカバー、自作のララバイ。と、自由自在。普段はボーカリストのサポートとして演奏する機会が多いそうですが、センターを務めたときの瞬発力は抜群です。
そして、kainatsuさん。センターに立つために生まれてきたような存在感があります。いっくんとは対照的にシャープな音色のピアノと、ざっくりしたギターに乗せて、きらきらとまっすぐに、明確な発声で歌います。小顔に澄んだ大きな瞳、長いまつげ。ショートカットにピンクのメッシュ。小柄なスタイルをオーバーサイズのワンピースで包み、足元はドクターマーチン。どこをとってもキュートで、こんな女の子がクラスにいたら絶対片思いしてた(笑)。それだけでなく、トラウマにもしっかり向き合い、相対化して、作品に磨き上げることのできる才能の持ち主です。新曲「フェイスブックとチューインガム」「グレーゾーン」は特に素晴らしかった。曲作りは歌詞先行とおっしゃっていましたが、その華奢な肩に背負ってきたものを想い、歌声を聴いていると、きゅんとせずにはいられませんでした。
そして、kainatsuさん。センターに立つために生まれてきたような存在感があります。いっくんとは対照的にシャープな音色のピアノと、ざっくりしたギターに乗せて、きらきらとまっすぐに、明確な発声で歌います。小顔に澄んだ大きな瞳、長いまつげ。ショートカットにピンクのメッシュ。小柄なスタイルをオーバーサイズのワンピースで包み、足元はドクターマーチン。どこをとってもキュートで、こんな女の子がクラスにいたら絶対片思いしてた(笑)。それだけでなく、トラウマにもしっかり向き合い、相対化して、作品に磨き上げることのできる才能の持ち主です。新曲「フェイスブックとチューインガム」「グレーゾーン」は特に素晴らしかった。曲作りは歌詞先行とおっしゃっていましたが、その華奢な肩に背負ってきたものを想い、歌声を聴いていると、きゅんとせずにはいられませんでした。
Little Woody のアニメーションは今回豪華4本立て。kainatsuさんには「ジブリ映画からそのまま出てきたみたいな人」と言われていましたが、ほんとそう思います。ヴィジュアルだけでなく内面までも。毎月会うごとに、ちょっとずつ親近感が増していくなあ。実の兄妹よりも実際多く会っているわけですが(笑)
僕はこの日はふたつのステージを。前半は、6月6日に91歳で亡くなったアメリカの小説家レイ・ブラッドベリの短編「万華鏡」からの抜粋と、自作の「舗道」「夕陽」「答え」という3つのソネットを朗読しました。「答え」は、ブラッドベリの「オリエント急行、北へ」から一行引用しています。後半は夏至にちなんで、プチ・キャンドルナイトに。会場の照明と空調を5分間だけ全て落としてもらい、ろうそくの灯りで、「ガーデニアCo.」という、ある夏至の一日を描いたトリプル・ソネットを読みました。
僕の朗読については、kainatuさんと来月Poemusicaで共演させていただく田野崎文さんが、それぞれのブログで素敵に紹介してくださっています。それ以上に僕から付け加えることはありません。どちらもちょっと身に余るくらい。ありがとうございます!
来月も第三木曜日、7月19日に同じくSEED SHIPで。Poemusica Vol.7が開催されます。おなじみLittle Woody と僕に加えて、田野崎文さんとアカリノートさんの出演が決まりました。田野崎さんのご提案で、コラボ企画も実現しそう。テーマは「小さな恋のメロディ」。みなさまのお越しをお待ちしています!
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