下北沢leteでtriolaのライブを聴くのは5回目。木造モルタルの会場がそのときどきで微妙に違う響きがして、毎回楽しみにしています。が、今回は痛恨の遅刻1時間。21時に到着したときは、後半が始まるところでした。
大島輝之さんをゲストに迎えて3人で奏でる「ヒドラ」。弧回(こえ)の2曲「逆回転時計」「ユメで会えたら」。大島さんと波多野敦子さんのフリーセッション。そしてカバー曲「上を向いて歩こう」。
大島さんのガットギターと声の訥々とした響きに呼応してか、波多野さんのヴァイオリンがいつもより優しく聴こえました。手島絵里子さんのヴィオラは普段と変らぬ落ち着きで、これまでで一番やわらかなtriolaだったかもしれません。
最後にふたりのtriolaに戻って「新世界のタンゴ」「クジラの駆け落ち」。うってかわって、ガツガツとタテノリの演奏。
7曲を聴くことができました。
いつもステージではゲッタグリップの10ホール・スチールキャップ(安全靴)を履いている波多野さんが、今日は裸足でした。はじめてまじまじと見たその素足がとてもきれいで、3人で腰掛けて演奏しているとき、つまさきをきちんと揃えて、かかとをすこし浮かせていたのが、しみじみとチャーミングでした(添付画像参照)。
triolaの次はライブは秋。チェロを加えた編成も聴けるそうです。9月4日(日)には荻窪の名店名曲喫茶ミニヨンで、手島さんのライブも。こちらはクラシック。僕も大好きなブラームスのヴィオラソナタが演目に入っています。楽しみ。
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