渋谷宮益坂上の交差点を左折して、すこし静かな通りに面したアフリカンレストランイェネガ。今夜はブラジルナイトということで、おすすめメニューはフェイジョアーダ(ブラジル風豆のシチュー)です。
まえかわとも子さん(左利き)の歌を聴くのは昨年11月のBanda Choro Eletrico以来。西伊豆にお引越ししてからはじめての東京公演です。ソロやカツヲのライブには何度か行きましたが、THEシャンゴーズのフル編成は1年半ぶりです。
ガットギターの中西文彦さんと7弦ギター/バンドリンの尾花毅さんのアンサンブルが鉄壁で、鉄壁なのに破天荒で、緻密にして大胆、スリリングな攻め引きの妙もあり、観て聴いて面白い。そこにゲスト、ブラジル生まれの南條レオさんのパンデイロとジャンベがしっかり絡んで、まえかわさんの唄声はこの世ならぬ自由奔放さ。
中西さんがテレキャスターに持ち替えて爆音でエイトビートを刻むと、尾花さんが低音弦のリフで応える。メロウでノスタルジックなボサノバとジャンクでヘビーでフリーダムなオルタナサウンドのミクスチャー。ライブのたびに違った表情を見せるTHEシャンゴーズですが、今日は2本のギターがキレキレでした。
イェネガさんは飲食店ですが音響が安定していて非常に抜けが良い。お料理も優しい味付けでとても美味しかったです。
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