2024年11月24日日曜日

詩の朗読会 3K17

薄曇り。阿佐ヶ谷mogumoguで『詩の朗読会 3K17』を開催しました。

当日朝に小森さんからめずらしく電話。波乱含みで始まった17回目の3K朗読会にご来場のお客様、mogumogu店主moguさんとスタッフのみなさん、Qさん、小森さん、ありがとうございました。

2000年6月に西荻窪のBook Cafe Heartland で始まった小森岳史究極Q太郎、カワグチタケシというイニシャルKの3人によるポエトリーリーディング「3K」が、途中12年のブランクを挟みながら、25年目を終えることができました。

僕は以下7篇を朗読しました。

1. 十一月の話をしよう
4. ピース(小森岳史)
5. 言葉にむすぶまえに(究極Q太郎)
6. かなしみ(谷川俊太郎
先日亡くなった阿佐ヶ谷在住の大詩人谷川俊太郎氏が20歳で出版した第一詩集『二十億光年の孤独』収録の「かなしみ」には「透明な駅」というフレーズがあります。

Qさんは12月に現代書館から出版される詩集(はじめてのハードカバー!)『散歩依存症』から「にしこく挽歌」の連作を。小森さんが自身で訳したアレン・ギンズバーグの「カリフォルニアのスーパーマーケット」を朗読したのをはじめ、ビートニク、ザ・ドアーズ、ドナルド・トランプなど、「アメリカ」が今回は3人の共通のキーワードとなっていました。過去の3Kでも何度かそのような符牒が生じたことがありました。

会場のmogumoguさんは中国のオルタナティブミュージックのレコードショップです。店内がきのこづくしで中国人オーナーのmoguさんもマッシュルームカット。パールセンター商店街の雑居ビルの3階まで狭い階段を上らないとなりませんが、ライブ専用ではないのに音響がとてもよく、チャージバックも良心的ですので、数十名規模のライブイベントにはおすすめです。

 

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