2019年5月4日土曜日

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019 ②

国民の祝日は薄曇り。東京メトロに乗って有楽町東京国際フォーラムへ。

ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019、2日目の今日は有料プログラムを1公演だけ聴きました。

■公演番号:263
G409(ラ・ペルーズ)13:30~14:15
フローベルガー:パルティータ第27番 ホ短調から アルマンド 荒れ狂うライン川を小舟で渡りながら


昨夜と同じ部屋で同じ演奏家マリー=アンジュ・グッチの別プログラム(一部重複楽曲あり)を聴きました。冒頭のスクリャービンから圧倒的な質量の演奏でした。言葉で表現すると抽象的になってしまいますが、音楽の芯を捉えて空間を満たすことができる才能を持っていると感じます。アンコールで弾いたサン=サーンスの「6つのエチュード op.111」から「ラス・パルマスの鐘」が特に美しかったです。

眼鏡も髪型も衣装も靴も昨年見たときと同じものを身につけています。これはスティーブ・ジョブスがかつて言っていたのと同じように、自身の有限なリソースをピアノ以外のことに割きたくないということか。それぐらい打ち込まなければ、あの若さでこのクオリティは出せないのでしょう。

 

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