梅雨明けして最初の日曜日。西武柳沢まで。ノラバーの1周年をお祝いしに行ってきました。
リスペクトする同学年のミュージシャン、ノラオンナさんが長年暮した阿佐ヶ谷から生活拠点ごと西東京市保谷(最寄駅は西武柳沢)に移し、ご自身のお店をオープンしたのが昨年7月。銀座、阿佐ヶ谷から続く「日曜生うたコンサート」に木曜のライブとトークショー『わたしの好きをおはなしします』が加わって、午後の喫茶営業(不定期)や平日モーニングも始まりました。
この1年で出演2回、観客として3回、サブメッコ展で喫茶ノラバーにもお邪魔しているので、箱単位で行ったら一番お世話になっているかもしれません。
普段のライブは11名限定ですが、この日はお祝いということで無制限。ノラさんの美味しい手料理もビュッフェ形式の食べ放題。もちろんハイボールも飲み放題。細長いお店のカウンターの内も外も20人以上のお客様がぎゅう詰めです。
ライブは港ハイライト。ノラオンナさん(作詞作曲/ Vo/Ukulele)、柿澤龍介さん(Dr/Per)、藤原マヒトさん(Ba/Key)の3人組音楽ユニット。元々男女デュオの5人編成でスタートしているのと、過去に観たライブではゲストミュージシャンが入ることがほとんどだったので、オリジナルメンバー3人だけの演奏を聴くのは実は初めてでした。
オープニングは "Tristeza"。4月のノラオンナ52ミーティングのアンコール曲で、ノラさんの音楽的キャリアの流れを大きくつなぎ、『なんとかロマンチック』『抱かれたい女』2枚のアルバム収録曲を中心にラストの「こくはく」「流れ星」のメドレーまで全14曲をたっぷり聴かせます。
スターパインズカフェではシアトリカルでゴージャスなショータイムを、MANDA-LA2だとハードエッジなロックンロール、ムリウイはフォーマルなパーティバンド。確固とした音楽の軸を持っていながら、否持っているからこそ、港ハイライトのライブの印象は会場によって大きく異なります。ノラバーの港ハイライトはチャーミングな大人の遊び心を感じました。
演奏家もお客様もこれから出演する何人かのミュージシャンも、集まったみんながこの夜とノラバーに感謝と祝福をしています。自らの音楽活動と並行してお店を続けることに苦労や葛藤もあると思いますが、是非末永く、と願います。
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