2017年5月20日土曜日

胎動 Poetry Lab0. vol.6

ザ・ファースト・デイ・オブ・サマー。西荻窪 ALOHA LOCO CAFE で開催された『胎動Poetry Lab0. vol.6』に出演しました。

ハードコアやヒップホップを中心にCD制作やイベント企画をしている 胎動レーベルさんが主催するポエトリーライブ。プリシラレーベル枠をいただき、 石渡紀美さん小夜さんと3人でお呼ばれしたというわけです。

4時間近い長尺イベントでしたが、出演者がバラエティ豊かな芸達者揃いなのに加え、 ガチャ山口さんの端正なMCとアクトの間に挟まる 000(Zer0)さんのDJタイムも良い切り換えに。ポエトリーリーディングのライブはどうしても進行が間延びしがちなのですが、ヒップホップのパーティにも通じるテイストで、ほとんど長さを感じませんでした。

オープニングアクト、ポエトリーラップの ザマさん。熱かった。短歌の 桜望子さんは連歌(独吟百韻)。ふたりとも大学生です。

Fcrow(ふくろー)さんもポエトリーラップだけど、ザマさんに比べると軽妙で余裕があるなあ。ちょっとコミカルで唄要素が強い。でも意外と芯を捉えていて「言葉の力とか言ってたんですけど、言葉そうでもないなあって」。伝えたいようには伝わらないことを知り、次の一歩を踏み出した人はきっと強くなる。

オープンマイクを挟んで、 木下龍也さん。歌人ですが、短歌朗読ではなく、観客にカンペを持たせ脱構築且つ超脱力な 杉田玄白ラップをかまし、最後は切なくも笑える恋愛詩で締める。貴公子。

Anti-Trench向坂くじらさん(Poetry)と 熊谷勇哉さん(EG)。エモい。くじらさんの詩は技巧的というか、客観的で対象から一歩引いたようなところがあって好感を持っていたのですが、声に出すととてもエモい。結構これは両刃なんじゃないでしょうか。

そして、石渡紀美さん、小夜さんと続きました。身びいきではなく、小夜さんの朗読は会心の出来だったと思います。最後の出番が僕でした。

無重力ラボラトリー(feat. 小夜)
International Klein Blue
ANOTHER GREEN WORLD
・スターズ&ストライプス
・永遠の翌日
(feat. 石渡紀美 & 小夜)

デュオ、トリオ入れて全6篇。これ以外に石渡紀美さんが「 森を出る」を朗読してくれました。年代的な要因もあるのかもしれませんが、作品あるいはパフォーマンスと演者の距離が遠いのがプリシラなのかな、と思いました。創作や発表の結構早い段階で自己表現には興味がなくなってしまった。むしろ感覚的には、作品に表現させられている。そしてその作品を創っているのがたまたま自分。というぐらいが心地良いし、読者やオーディエンスにできるだけ余地を残したいのです。

ご来場のお客様、会場スタッフさんたち、オープンマイク参加者と共演者の皆様、DJ000さん、司会のガチャ山口さん、主催者胎動レーベル ikomaさん、どうもありがとうございました。



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